カイロタイムズ112
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(2)2018年2月19日発行 カイロタイムズ 112号業界動向業界動向業界動向日程:3月8日(木)時間:11:00〜17:00料金:有料 会場:新大阪丸ビル本館主催:日本自律神経研究会日程:3月22日(木)〜25日(日)時間:木・金・土曜日10:00〜18:00 日曜日10:00〜12:00料金:有料会場:東京ヒーリングアーツセンター主催:Active Release   Techniques Japan日程:3月10日(土)時間:10:00〜12:30料金:有料場所:大阪市立青少年センター主催:一般社団法人日本姿勢検定協会日程:3月17日(土)時間:18:00〜20:00会場:アットビジネスセンター池袋主催:PCC治療家塾日程:5月3日(木)〜6日(日)時間:木・金・土曜日10:00〜18:00 日曜日10:00〜12:00料金:有料会場:東京ヒーリングアーツセンター主催:Active Release   Techniques Japan日程:5月19日(土)時間:10:00〜12:30料金:有料場所:梅田センタービル 323会議室主催:一般社団法人日本姿勢検定協会日程:5月19日(土)時間:18:00〜20:00会場:アットビジネスセンター池袋主催:PCC治療家塾日程:6月10日(日)時間:10:00〜15:00料金:有料会場:大阪府内主催:一般社団法人日本姿勢検定協会日程:3月31日(土)時間:10:00〜12:30料金:有料場所:梅田センタービル 323会議室主催:一般社団法人日本姿勢検定協会日程:4月〜2019年3月の第2日曜日時間:11:00〜17:00料金:有料場所:クリオ東新宿壱番館会議室主催:セサミ カイロプラクティック日程:4月22日(日)時間:13:00〜17:00料金:有料場所:バランス整骨院内(埼玉県志木市)主催:PCC治療家塾日程:4月28日(土)時間:10:00〜14:00料金:有料場所:梅田センタービル 323会議室主催:一般社団法人日本姿勢検定協会イベント・セミナー情報第2期クレニアル(頭蓋骨)テクニックセミナー大 阪バレエ・ダンス向けセミナー大 阪カイロ小屋東 京妊婦治療セミナー手技埼 玉姿勢検定4級試験大 阪バレエ・ダンス向けセミナー大 阪治療家塾東 京Active Release Techniques下肢コース東 京Active ReleaseTechniques脊椎コース東 京Active ReleaseTechniques上肢コース東 京姿勢分析セミナー大 阪治療家塾東 京姿勢検定教室認定講師講習会大 阪日程:10月18日(木)〜21日(日)時間:木・金・土曜日10:00〜18:00 日曜日10:00〜12:00料金:有料場所:東京ヒーリングアーツセンター主催:Active Release   Techniques Japan※日程や場所の変更が発生する恐れがございます。受講希望者は、予め主催先へご連絡を行い、ご確認をお願いいたします。 現在、弊紙カイロタイムズでは、イベント・セミナー情報を積極的に集めさせていただいております。無料でカイロタイムズwebサイトに掲載させていただきます。セミナー内容などにもよりますが、紙面掲載もさせていただく場合がございます。この機会に是非、情報をいただければと思います。「セミナー名」「日程」「時間」「料金」「場所(会場名)」「主催団体もしくは、会社名」をカイロタイムズwebサイトのお問い合わせまでお願いいたします。 たくさんの情報、心よりお待ち申し上げます。情報求む 全ブースのうち、約半数はメディケアフーズ展へ出展されている。最も市場拡大が見込まれる分野だけに、文字通り大盛況だ。また、高齢化が進み介護予防や健康長寿のニーズが高まるにつれ、公的機関と企業が知恵を集め、医療費削減や健康増進などの難しい課題に立ち向かう動きも始まっている。健康関連の産業の活性化を目指す官民連携の枠組みとして、2017年3月、関東経済産業局は「関東ヘルスケア・ラボ・コンソーシアム」を設立した。関東を中心に、1都10県の自治体とヘルスケア分野に関わる企業が参加。企業と自治体の連携を促し、公的保険外サービスを活用したヘルスケア分野の問題解決と持続的なビジネスの創出を目指している。本展では『保険外サービス展×関東ヘルスケア・ラボ・コンソーシアム』と題し、特別コラボ企画を実施。自治体や企業による課題解決に向けた取り組みが、2日間で24件発表された。 統合医療展は、ヘルスケア企業が予防医学と補完・代替療法に関する製品・サービスを、医療関係者に提案する国内唯一の展示会である。わが国の医療費は年間40兆円を超え、医療施設・薬局・治療院等は治療だけでなく、病気予防を支援する拠点としての役割も大きくなっている。同時に、急を要しない生活習慣病など慢性疾患の予防・対応は、補完・代替療法の有効性が期待されている状況だ。2012年度に行われた厚生労働省の「統合医療のあり方に関する検討会」で、『統合医療』は「近代西洋医学を前提として、これに相補(補完)・代替療法や伝統医学等を組み合わせて、更にQOL(Quality of Life:生活の質)を向上させる医療であり、医師主導で行うものであって、場合により多職種が協働して行うもの」と定義されている。補完・代替療法には、栄養療法・サプリメント、鍼灸、接骨、カイロプラクティック、整体、アロマテラピー、音楽療法、温熱療法、磁気療法、伝統医学(漢方医学、中国伝統医学、アーユルヴェーダ)などがある。本展では、日本鍼灸師会が鍼施術体験ブースを出展。あまり鍼灸に触れる機会がない来場者が多数訪れ、施術を体験していた。『近代西洋医学+補完・代替療法の組み合わせ(補完または一部代替)=統合医療』という図式が広く認識されるためには、今後もこのような取り組みが必要となるだろう。 メディケアフーズ展の一角では、株式会社にんべんの協力で開発された安心・安全なおいしい保存食「だしがゆ」が展示されていた。さすが老舗の鰹節専門店にんべん、風味豊かで常温でも驚くほど美味しい。嚥下や歯に問題があっても食べやすく、栄養価やアレルギー対応も万全だ。一般的なレトルトのお粥の賞味期限は約1年、アルファ米などは3〜5年程度だが、本製品は6年間もの長期保存が可能。防災用保存食としても秀逸だ。販売元のユニーク総合防災株式会社は防災・アウトドア・海外旅行向けに長期備蓄用保存水・保存食などを開発販売しており、「災害時でも高齢者の健康を維持できる」ことを目指している。要冷蔵・要冷凍の高齢者食が多い中、常温OKで使い勝手と品質にはこだわりつつ、介護用品・防災用品といった「用途の型」には縛られない柔軟性が垣間見えた。 統合医療展に出展していた三重化学工業株式会社は、罨法(あんぽう)製品開発・販売の老舗。保冷剤を最初に製品化した企業である。冷やし過ぎても凍らず、温めれば蓄熱可能な特殊ジェルと、衛生的でさまざまな形状にフィットするパック技術を開発。慢性疼痛の緩和にはホットパック、熱中症や高熱時の急冷にはアイシング製品など、病院や介護施設、整骨院や学校の保健室で多く導入されている。誰にでも簡単に扱える上、仮に誤食しても害がない。ほんの少し知識があれば応急処置用として十分に役立つ製品だ。頚部や腋下部にもフィットする三日月形や、突き指の際に指先にスッポリはめるタイプの冷却剤は、医療現場の声から生まれ改良を重ねたものだという。 日本は今、あらゆる面で不安要素が山積みだ。超高齢化社会、医療介護の不安、自然災害など、自分で対策できるものから個人の力ではどうにもならないことまで様々だ。そんな状況下では、必然的に自分の健康は自分で守り、隣近所で助け合う必要性が高まってくる。『不健康』という名の災害は、「自助」・「互助」の柔軟な努力で減災、あるいは防災できる部分が大きいはずだ。それが超高齢化社会を生き抜くカギとなるかもしれない。 2018年1月24日(水)〜25日(木)、数日前に降った雪がまだ残る東京ビッグサイトにて『ケアショー・ジャパン2018』が開催された。本展は、高齢者食・介護食の専門展示会&セミナー「第10回メディケアフーズ展」、介護用品・設備・サービスの展示商談会「第4回介護産業展(高齢者生活支援サービス展)」、国内唯一の介護保険外サービスの専門展示会「第2回保険外サービス展」、予防医学と補完・代替医療の専門展示会&カンファレンス「第14回統合医療展」という、4つの専門性の高い展示会を併催したもの。介護・高齢者施設、在宅介護事業者、病院等の医療関係者、リハビリ・健康施設関係者、各種療法士、施術師、薬局、流通関係業者、自治体、学会・教育研究団体など2日間で14,237名が来場した。介護・医療・ヘルスケア分野の新製品・サービスが一堂に集結介護・医療 × ヘルスケア × ビジネスケアショー・ジャパン2018開催ケアショー・ジャパン2018開催人気セミナーの様子株式会社にんべんの人気商品メインは メディケアフーズ求められる 「自助」と「柔軟性」

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