カイロタイムズ109
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(2)2017年5月15日発行 カイロタイムズ 109号治療院・リラクゼーション経営塾治療院・リラクゼーション経営塾著者:PCC治療家塾 花谷博幸出版社:かんき出版 価格:1,600円/税別治療院・リラクゼーション経営の最新経営方法のノウハウ本!!大型書店、Amazonで絶賛販売中PCC治療家塾のHPからお申込みいただくとプレゼント特典あり5,000円分の教材割引チケット5,000円分の教材割引チケット「必ずリピートする方法」のCD教材「必ずリピートする方法」のCD教材+ プレゼント新発売PCC治療家塾検 索←柔道整復師求人募集中業界動向業界動向業界動向日程:5月19日(金)、20日(土)時間:1日目13:00〜19:00、2日目10:00〜16:00料金:無料会場:三井温熱ケアシステム浅草店 三井温熱東京セミナールーム主催:三井温熱療法協会日程:5月21日(日)・6月18日(日)・7月30日(日)時間:10:00〜16:00(3日とも)料金:有料会場:1日目カメリアプラザ、2日目東大島文化センター、3日目カメリアプラザ主催:ジャパンライム株式会社日程:5月28日(日)時間:10:00〜16:30料金:有料場所:バランス整骨院内(埼玉県志木市)主催:PCC治療家塾日程:6月11日(日)料金:有料会場:森田接骨院内(京都府京都市)主催:森田接骨院日程:7月9日(日)料金:有料会場:森田接骨院内(京都府京都市)主催:森田接骨院日程:7月9日(日)時間:13:00〜16:30料金:有料場所:バランス整骨院内(埼玉県志木市)主催:PCC治療家塾日程:7月16日(日)、17日(月)時間:1日目13:00〜16:30、2日目9:00〜17:00料金:有料場所:クロス・ウエーブ船橋主催:PCC治療家塾日程:8月6日(日)料金:有料会場:森田接骨院内(京都府京都市)主催:森田接骨院日程:8月6日(日)時間:13:00〜16:30料金:有料場所:バランス整骨院内(埼玉県志木市)主催:PCC治療家塾日程:6月11日(日)、7月16日(日)、8月6日(日)(いずれか1日)時間:10:00〜13:00料金:有料場所:オレア成城主催:一般社団法人日本整顎協会日程:6月17日(土)時間:18:00〜20:00料金:有料場所:池袋アットビジネスセンター主催:PCC治療家塾日程:6月18日(日)、19日(月)時間:1日目13:00〜19:30、2日目9:00〜16:30料金:有料場所:新大阪丸ビル別館主催:アクティベータネットワークジャパン日程:6月25日(日)時間:13:00〜16:30料金:有料場所:バランス整骨院内(埼玉県志木市)主催:PCC治療家塾日程:8月6日(日)、7日(月)時間:1日目13:00〜19:30、2日目9:00〜16:30料金:有料会場:味覚糖UHA館TKP浜松町カンファレンスセンター主催:ライフコンパスアカデミーテーマ「スポーツ臨床とカイロプラクティックケア」日程:8月20日(日)会場:新大阪丸ビル新館509号室主催:一般社団法人日本カイロプラクティック徒手医学会日程:9月3日(日)時間:13:00〜16:30料金:有料場所:バランス整骨院内(埼玉県志木市)主催:PCC治療家塾 読者プレゼント結果  ﹇東京都﹈山田一  ﹇千葉県﹈俺がチーフ  ﹇和歌山県﹈紀の国の男 以上、3名です。 ご当選おめでとうございます。 書籍に関しては、近日中に発送いたしますので、今しばらくお待ちください。イベント・セミナー情報女性のための温熱フェア東 京治療家塾東 京小顔顎矯正セミナー 手技埼 玉オステオパシーMET(筋エネルギーテクニック)の本質に迫る東 京サテライトアカデミーPart2 第2回MET頚椎(復習・テクニック・その他)京 都AMI社公認アクティベータ・メゾット・セミナー大 阪整顎エクササイズ・インストラクター認定講座東 京デスクワーク型肩こりセミナー手技東 京サテライトアカデミーPart2 第3回MET頚椎(骨盤・テクニック・その他)京 都サテライトアカデミーPart2 第4回MET頚椎第4回SCS理論および骨盤部・体幹京 都急性腰痛セミナー 手技東 京治療院経営合宿千 葉ストレス開放セミナー手技東 京心身条件反射療法研究会東 京第2回カイロプラクティック・ディスカッション・フォーラム大 阪骨盤腰痛矯正セミナー手技東 京 日本には今、手技療法に関する法律がない。カイロプラクティック、整体など個々の療法の存在は知られているが区別が曖昧で、業界整備が進んでいないというのが要因の一つだ。大学レベルで勉強した人も1週間の講習を受けただけの人も一緒くたに扱われ、同じ看板を掲げて開業できてしまう。業界事情がどうであれ、「カイロプラクティックを含む手技全般で事故を起こさないでほしい。」これが厚労省、消費者庁の一致した意向である。 カイロプラクティック業界はこれまで「教育で安全性を高める」ことを目指してきた。しかし、2012年に国民生活センターが手技による医業類似行為の危険性を報道発表して5年が経つが、事故の報告は減っていない。「事故を起こさないためのダイレクトな対策」が早急に必要なのだ。 消費者庁は事故の相談窓口をネット上に開設している。カイロプラクティックという分類での事故原因の多くは明らかに骨折であることが判明している。特に肋骨だ。本講習会では、事故が多い肋骨部分と危険度が高い頸椎への施術で想定されるリスクを解説。危険だと想定される手技例を写真や模型で紹介する。講師は、一般社団法人日本カイロプラクティック安全協会の認定講師、井元雄一氏。 そもそも手技の使い方や施術方法が間違っている施術者が1人でもいれば、単純計算でも年間1,000人を超える利用者が危険に晒される。本講習を10人の施術者が受け、その10人が安全な施術を提供できれば利用者にもたらす利益は計り知れない。年間1,000×10=1万人の利用者が危険を免れるのだ。安全な手技を提供できる施術者を、確実に増やさねばならない。 本講習会で井元氏は、安全な手技を提供するために「どうしたら安全でどうしたら危険なのか、両方を知るべき」だと語る。例えば、関節は600g〜1㎏前後の荷重で動くが、大の大人が体重をかけるような施術が多く行われている。手技自体が危険ではなくても、過剰な圧だったり、呼吸状態など施術タイミングによっては危険な手技になってしまう。特に頸椎への手技は危険度が高く、固定、方向、力加減など高度な技術が求められる。目的に対し必要最小限の荷重で正しく施術するトレーニングが必要だ。 知識や技術は、身に付かなくては意味がない。ただ単に習っただけ、頭で理解しただけでは「安全に使える」ことにはならない。知識があるのは当然として、どうやって「技術」や「技能」を高め、安全に使って行くか。「事故を起こさない」という最大かつ共通の目的のもと、今後業界が目指すべきは技能の研鑽だ。継続実施が望まれる。 施術者側の安全基準整備が進められる一方、利用者から見た安全はどうだろう?施術者が受けた教育の種類に基づく安全基準など、利用者には正直どうでもいい。調べてまで理解しようとは思わない。それより、原理原則が分からなくても背中に膝を当てて引っ張るような施術や、過剰に体重をかける手技は危険だと知らせる方が、利用者の安全にダイレクトにつながるのではないか。危険を選ばないこともまた防衛である。 施術者が知らせたいことだけではなく、「利用者が求める情報」を誰もが分かる言葉で、分かるように発信すること。業界を挙げて目指すべきは「技術の研鑽」だけではなさそうだ。 2017年3月13日(月)、東京都目黒区の中根住区センターにてカイロプラクティック安全施術講習会が開講された。本講習会は、一般社団法人日本カイロプラクティック学術振興会主催、一般社団法人日本カイロプラクティック安全協会の後援によるもの。同月8日に大阪で行われた第1回に続き2回目の開講となる。カイロプラクティックに限らず、手技に起因する可能性を含む事故が後を絶たない。利用者の安全をいかに担保するか。本講習会は、業界を挙げてこの重大なテーマに向き合うための足掛かりとなりそうだ。カイロプラクティック安全施術講習会 開催開催の経緯「技術」を「技能」に利用者から見た安全

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