カイロタイムズ108
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(3)2017年2月20日発行 カイロタイムズ 108号〒286-0201 千葉県富里市日吉台3-36-1TEL:0476-37-8781http://onnetsu.jp/三井温熱療法とは?三井温熱療法を体験してみませんか?三井温熱療法 無料体験三井温熱療法に興味があり、将来サロン・治療院で導入したいとお考えの方平日 14時~17時体験時間 30分程度 要予約三井温熱浅草セミナールーム東京都台東区浅草1-33-8☎0476-37-8771 murakami@mitsui-onnetsu.co.jp対 象要 項場 所予 約一般社団法人 皮膚の一番表面には熱刺激を受け取る感覚器官があり、熱さという情報を脳に伝えています。身体に冷え、こり、痛みといった症状がある部位は、特に熱く感じ、その熱さは瞬時に神経経路をたどり脳に伝達されます。 施療により暑さが緩和すれば、冷え、こり、痛みといった症状も緩和します。 この熱感覚の差異を的確にとらえて熱を用いて刺激するのが三井温熱療法です。三井温熱トータルケアサポートシステム総合講座 受講生募集 三井温熱療法を習得していただくための講座です。 今既に技術をお持ちの方が対象です。講習内容は部位別に温熱器の施術方法を学んでいただき、技術のほかに理論もしっかりとお伝えいたします。募集対象講習期間講習内容講習費用販売店制度お問合せ2年間(三井温熱療法師の認定までは12単位×3時間 その後は復習で期間内何度でも受講可能です。)受講をいただきました皆様は温熱器の販売など販売店様としてもご活躍いただけます。 ※条件あり一括払い 43万円月謝払い 入会金9万円 月謝15,000円(2年間銀行引き落とし)学理講習 DVDにて自習実技講習 背部 腹部 脚部 腰部 腕部への温熱器のかけ方特別講習 SNSマーケティング法 アンチエイジング 食事療法     女性の悩み講座 等資料請求☎0476-37-8771 murakami@mitsui-onnetsu.co.jpプロの治療家・施術家 治療院オーナーの皆さま受講・受験資格不問!!415土姿勢分析セミナーat.京都 10:00~12:00有 料 ※割引キャンペーン有り415土認定講師養成説明会at.京都 12:15~14:00無 料513土姿勢検定4級試験at.東京 10:00~17:00¥4,500-/税別520土姿勢検定4級試験at.京都 10:00~17:00¥4,500-/税別自身の知識向上または知識の確認としてチャレンジしませんか?詳しい詳細・お申し込みは、を検索!☎075-253-2404   info@sisei.or.jp一  般社団法人日本姿勢検定協会お問い合わせ※マイページ登録が必要となります。 キーワードは 「オリンピック出場者における腰痛対応」 会場となった「マリーナ・ベイ・サンズ・エキスポ・アンド・コンベンション・センター」はシンガポールでも最大級のコンベンションセンターである。本大会では主に「セッション会場」と「ポスタープレゼンテーション会場」、そして「ワークショップ会場」に区分けされ、各会場で世界各国から集まった専門家による最新の臨床研究が発表された。セッション会場はさらに「メインセッション」と「テーマ別セッション」に分かれ、約150組のプレゼンテーションが行われた。中でも今夏の「リオデジャネイロ・オリンピック」開催を受けたプレゼンテーションが多く提示されていた。オリンピック出場者は腰痛を発症しているケースが高頻度であり、どのように対応すべきか、という内容である。2020年に東京でのオリンピック開催を控える我が国にとっても、非常に示唆的なものであった。日本からは4名のカイロプラクターがポスタープレゼンテーション ポスタープレゼンテーション会場では、約180組の研究成果が掲示された。参加者はセッションの合間毎に熱心にポスターに見入り、発表者に直接質問を投げかける場面も散見された。 このポスタープレゼンテーションでは、日本からも大学研究機関や整形外科医を中心に、10組以上の研究が発表された。そのうち、カイロプラクティック業界からは、4名の博士号取得カイロプラクターの提出に留まった(天野美苗Ph.D./井内隆詞Ph.D./井元雄一Ph.D./田邉創Ph.D. 五十音順)。 2020年へ、    そして制度化へ 本紙において「カイロプラクティック経営セミナー」のコーナー連載を担当し、今大会でポスタープレゼンテーションを行った井元雄一Ph.D.はこう述べている。「国際的な学術会議の場では、カイロプラクティックが腰痛を含めたヘルスケアの重要な役割を担っていることを再認識しました。ところが日本に戻れば、基準を満たさないカイロプラクティックを標榜する人たちが臨床上ミスを起こしたり、違法広告を行っています。この現状が業界の正しい発展を妨げ、本来は素晴らしいはずのカイロプラクティックの恩恵を国民が享受できなくなっています。またそれが制度化を遅らせる原因となっていることに怒りを感じます。2020年に向け正規のカイロプラクターは活動を活性化し、各層より、しっかりと支持を得ていくことが必要だと考えています。」 また、今大会に帯同参加した小野寺靖Ph.D.は、「カイロタイムズでも何度か取り上げられている『カイロプラクティック制度化推進(準備)会議』の中で、厚労省や消費者庁の担当官から繰り返し指摘されるのが、『業界としてのエビデンス集積の重要性』です。その意味で、徒手医療に留まらない広い分野の専門家が集うこの大会に参加した事は、今後の活動指針を定める上で、非常に有意義なものとなりました。」と述べた。 両氏の言葉を借りるまでもなく、業界外にもアピールし得る公の場での研究発表は、日本のカイロ業界の発展に不可欠と言えるだろう。今後も日本人カイロプラクターが、この様な権威ある国際的な学術大会で活躍する事を強く願うばかりである。法整備を含め、やはり日本は遅れていると言わざるを得ない。大きなターニングポイントになるであろう2020年東京オリンピック開催まで、あと3年だ。 2016年10月31日〜11月3日、「第9回 腰と骨盤帯の痛みに関する学術世界大会」がシンガポールにて開催された。本大会は、1992年の第1回アメリカ・サンチアゴ大会を皮切りに、3年毎に開催されている国際的かつ大規模な学術大会である。大学などの研究機関関係者や整形外科医、物理療法士、徒手医療関係者など、多岐にわたる分野の専門家が「腰痛」をテーマとした研究臨床成果を発表する場として知られている。2013年の第8回アラブ首長国連邦・ドバイ大会に引き続き、今回もアジア地区での開催となった。 国際学術大会でポスタープレゼンテーション数百人規模を収容するメインセッション会場第9回 腰と骨盤帯の痛みに関する学術世界大会 開催「腰痛」の研究成果ポスタープレゼンテーション会場

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