カイロタイムズ107
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(9)2016年11月21日発行 カイロタイムズ 107号ただ今、無料出張デモ開催中http://www.chiro-times.co.jp/E-mail : info@chiro-times.co.jpTEL : 0120-223-505FAX : 0120-223-509日本医科学出販株式会社カイロタイムズ編集部ニュースキャンSWⅡセラピー前セラピー後未来の健康予報スキャンで未病を見つけて、メタセラピーで調整。NewScan-SWⅡ※画像はイメージです。大幅に小型化!現代人の健康管理システムコンパクトで持ち運び簡単着衣のままでヘッドホンを付けるだけ簡単な操作視覚に訴求するのでカウンセリングがしやすい副作用がない5つの特徴ニュースキャンSWⅡのさらにさらに ニュースキャンSWⅡは、旧ソビエト連邦が、軍事利用と宇宙事業での利用を目的として、その叡智を結集し、開発しました。現在ではロシアの宇宙飛行士の健康管理にも採用されており、近年、メディアでも大きく取り上げられています。 人間の臓器・器官はそれぞれ固有の周波数を持っています。ニュースキャンは、体内に超低周波を流し、検知した周波数の乱れにより体の状態を予測したり、本来の周波数を流すことにより不調を改善したりします。 使用方法は、最新のソフトウェアを搭載したパソコンと機器本体を接続し、ヘッドホンを着用するだけで、大変手軽で簡単です。 お客様の健康管理サービスとして、新メニューとして、あるいは集客ツールとして、使い方はいろいろ。是非、お役立てください。お問い合わせはこちらから 前号(カイロタイムズ106号)では、五臓六腑と十二経絡の解説をさせて頂きましたが、今回は奇経八脈について触れてみます。 通常、鍼灸の治療に用いるのは十二正経(肝・胆・心・小腸・脾・胃・肺・大腸・腎・膀胱・心包・三焦)の経穴を組み合わせるのが一般的ですが、これでも期待した効果が得られない場合、奇経八脈療法を用いることで患者さんの状態が劇的に好転する場合が少なからずあります。 奇経八脈という耳なじみのない、ことばについて少し説明を加えてみます。①督脈、②陽蹻脈、③陽脈、④帯脈、⑤任脈、⑥陰蹻脈、⑦陰維脈、⑧衝脈といわれる気の流れる八つの経路があると理解して頂ければ良いと思います。これを私たちの日常生活に当てはめてみると十二正経とは、幹線道路に当たります。お正月やお盆などの時期には道路は大渋滞になりますが、こんなときに新しくバイパスをつくってみると車はスムーズに流れていきます。これを人の体で考えてみると十二の経絡の気の流れが滞ってうまく改善できないときに、気の流れる経路にもバイパスを通すのが奇経八脈療法です。かつて、北里大学東洋医学総合研究所の所長であった故間中喜雄博士は、外科医でありましたが、鍼灸にも造詣の深い方で、特にこの奇経八脈療法を得意にされていました。私は、間中先生の「医科のための鍼術入門講座」という本をむさぼるように読んだ時期がありました。そして、整形外科病院に勤務していたときに、この奇経八脈療法は、花粉症や五十肩、坐骨神経痛などに対しても驚くほどに即効性があることが分かりました。まるで、魔法にかかったようですという患者さんもいました。私はこの方法をロシア製のセラピーマシン〈ニュースキャン SWⅡ〉に応用できないものかと考えていましたが、いとも簡単にそれが実現しました。五臓六腑を法則的に組み合わせると奇経八脈に相当する部位が浮かび上がってきたのです。 世界初といっても過言ではないと思います。しかも、セラピーするのは4〜8部位ですから、鍼灸の専門的な知識も必要ありません。ご興味のある方は、セミナーの受講を強くお勧めします。田中 凡巳 博士Vol.3Vol.3補完医療と波動療法田 中 凡 巳 博士「経絡的バイパスセラピー」の治療院の営業対象エリアにもきっと様々な習慣や文化があることでしょう。 様々なサービスがあふれ、欲しいものがなくなったと言われる時代では、「いかに売れるサービスを創るか」ということと同時に、「いかに『個』に焦点を合わせたマーケティング活動をするか」が重要になってきています。「マス」を主眼に置いた時代から、地域ニーズや「個」のニーズを現実に掘り起こすことに重点 「エリアマーケティング」でいう「エリア」とは、「その地域の文化、習慣」で区切られたものを指し、単に「地域」で区切ったものではありません。日本には様々な地域に、その地域の人間でなければ到底理解できないような習慣や文化が多数存在しています。言い換えれば、それだけ趣向が多様化しているということであり、この習慣や文化という「壁」はクリアしなければならないものです。皆様をおいたマーケティングへの変換が必要です。治療院の経営資本は無限ではありません。顧客の価値観が多様化した現在では、フルラインのサービスのみのメニューだと無意味な投資をすることになりかねません。 エリアマーケティングは、このような無駄を省き、顧客のニーズにミートさせることにより市場の潜在能力を最大限にし、利益も最大化することが可能なマーケティング活動です。 「エリアマーケティング」を戦略として取り入れる場合、一番大切なことは、「重点化」と「集中化」です。これが実現できれば、組織は大きな利益を上げることができます。そのためには、「市場を確実に狙い、市場を獲得し、維持する」という行為の繰り返しにより、長期的に自社の強い市場を増やしていくことが必要です。 「自分の治療院が圧倒的に強い市場は、その治療院に圧倒的な利益を生む」のです。ある新市場への参入、既存の市場の強化をするときに考えることは、たくさんの2位の市場を持つことより、1位の市場をいかに増やしていくかが治療院の存続のカギを握ると言っても過言ではありません。 治療院は、通常「ホームマーケット」と言えるような強い市場を持っています。その市場をさらに拡大していくときには、必ずライバルと競合することになります。その時に治療院のエリアマーケティング治療院経営の勘所vol.14株式会社福田総合研究所 福 田   徹重要なのは、そこに資源を重点化、集中化できる市場かどうかの見極めを行うことです。なぜなら、いかなる治療院でも、全方位に意味のない拡大路線を突き進めば、消耗戦のような不毛な競争を強いられることになるからです。これは体力だけでなく、今まで蓄積された利益も失うことになり、またその市場拡大に投入した「人・物・金・情報・技術・知識」等を生かし切れずに撤退ということになれば、逸失利益は莫大なものになります。つまり、エリアマーケティングとは、地域とその市場を対象として個々の地域特性を戦略的に重視し、また自身の治療院の特性を生かしつつ地域の環境を考慮し、その市場の持つ価値を最大限に引き出すことなのです。 10月9日、各紙が報じた療養費の不正請求対策強化の報道、皆さまも既にご存じかと思います。 今年に入って柔道整復療養費検討専門委員会により「部位転がし」は明らかな不正であることが確認されてからのこの急展開だ。 今まで個別の行政指導はあったが、基本的に放置されてきたと言える問題に厚生労働省がやっと本腰を上げて対策に乗り出した。 毎年約4000億円程度が医療保険から支払われているが、その中に不正請求はどれだけあるのか。毎年5千人前後が合格している柔道整復師。この急増により接骨院は10年間で2・5倍に増加した。昔は開業すれば、年収1千万と言われていたが、今は300万程度の先生も多い。こんな過当競争の中で療養費の不正請求が横行しているのだ。 厚生労働省は来年度から、不正の疑われるケースはカルテや受付簿、領収書の発行履歴など関連資料の提出を義務付ける。疑われれば過去5年まで遡って調査されることになり、今までよりもずっと厳しい処分が待っている。 肩や腰など部位を変えて施術していく「部位転がし」で収益を上げてきたり、白紙の申請書を悪用した架空請求をやってきた一部の接骨院にとっては死活問題だろう。そもそも私は、保険依存からの脱却をするべきということをお伝えしてきていたわけだが、亜急性外傷についても保険請求が出来なくなる可能性が高いので、まだまだ療養費の請求が多い先生は早めに自由診療に転換していくことが必要だ。 最近のマスコミによる不正・架空請求問題の報道や国民生活センターの接骨院における事故調査報告はここに結びついていた伏線だったことが分かる。近いうちに各都道府県の厚生局、保健所、柔整審査会、各保険者に通知が送られるそうだ。詐取した療養費が暴力団の資金源になっていたという事件もあったから社会の注目度も高い。不正をしていた先生達には、そろそろ襟を正して、国家資格に胡座をかかず、患者さんに向き合っていって欲しいと思う。 カイロタイムズの読者はカイロプラクターの先生が多いと思うので、そもそも保険を使っていないだろうが、これから6万人の柔道整復師が国家資格を持って同じ自由診療の世界に入ってくる日も近いかもしれない。厚生労働省の不正受給対策強化による影響とはvol.13vol.13井元 雄一PhD

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