カイロタイムズ107
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(2)2016年11月21日発行 カイロタイムズ 107号カイロタイムズに広告掲載しませんか?カイロタイムズに広告掲載しませんか?広告主募集!商品紹介代理店募集セミナー案内など0120-223-505TEL:E-mail: CHIRO-TIMESinfo@chiro-times.co.jp日本医科学出販株式会社カイロタイムズ詳細は下記までお問い合わせください。締切は発行日の1ヶ月半前1ヶ月半前108号予定2017年2月発行109号予定2017年5月発行時間:10:00〜16:00料金:有料会場:シキボウホール主催:江崎器械株式会社「手のひらを押すだけで痛みが消える!」 熊谷剛1, 300円(税抜) 施術実績4万人超のカリスマ治療家が教える「押す・さする・なでる・だけのプロの技。女性セラピスト必須の1冊。現代書林☎03-3205-8384「うつ・心の病気 本気で治したいあなたへ贈る本」信田広晶1, 400円(税抜) 精神科医の一言は、外科医のメスと同じです。ホリスティック医療で心がスーッと軽くなる1冊。現代書林☎03-3205-8384業界動向業界動向業界動向労働省は都道府県などの関係機関に関係資料の提出義務化を通知する予定。来年度から開始される。 厚生労働省は、柔道整復師の施術に公的医療保険を適用している療養費制度について、不正請求対策を始めた。不正の疑いがある接骨院などにカルテや通院履歴が分かる資料、領収書などの提出を義務付けることになった。 柔道整復師は毎年5000人前後が合格し、14年時点で約6万4000人が就業。接骨院などの施術所も約4万5000カ所に上り、1994年の約2万カ所から急増し、過当競争を招いている。その結果、次々と主訴を変えて施術を行ういわゆる「部位転がし」と呼ばれる不正請求や架空請求が後を絶たない。厚生新刊紹介日程:11月30日(水)時間:14:00〜16:00料金:無料会場:東京整体学院 いろは学舎主催:北区健康フェスティバル日程:12月8日(木)時間:11:00〜17:00料金:有料会場:クリオ東新宿壱番館 イベント・セミナー情報 8月24日(水)東京虎ノ門・日本消防会館にて、『第1回カイロプラクティック制度化推進(準備)会議』が開催され、JCCO(日本カイロプラクティック団体協議会)と加盟団体が出席しました。 今回の会議の主な目的は、当該会議体の組織化推進と、参加団体間の活動調整となっており、組織化推進については、これまでの決議事項である「細則(会議運営上のルール)」と「活動の方針」に沿って、正式な参加団体登録の開始、入会の方法、会費の検討など順調に協議決定が進みました。しかし、参加団体間の活動調整は、会議運営に対する準備不足により、厚生労働省ならびに消費者庁の担当官にお立会いいただいたにもかかわらず、業界側の様々な問題が露呈する結果となりました。 会議後に、座長と事務局にて問題を分析し、有識者の助言を得ながら、対策を講じ、調整を重ねていると連絡を受けています。JCCOからは、業界の現状を客観的に把握するために、業界整備へ先行活動を行っている団体組織に活動の主旨や問題について説明を依頼する提案をしました。その理由は、厚生労働省からの課題の一つである「業界を一つに纏める」を実現するたの入会申込を開始し、また、個人として参加を希望される方の受け入れについても検討されています。 また、会議へのオブザーバー参加も可能ですので、興味のある方はJCCO迄、お気軽にお問い合わせ下さい。 JCCOは、業界整備の中でも「国際基準と遜色のない教育制度の構築」「研究機関での研究成果の蓄積」「臨床安全対策」を3つの重点課題として活動を進めていますが、どれもまだ動き出したばかりですので、具体的な活動の詳細は、今後の紙面で随時報告させていただきます。●JCCOの活動に関するお問い合わせは、Eメール:info@jcco.japanchiro.com日本カイロプラクティック団体協議会(JCCO)事務局「JCCO活動報告」 第3回「JCCO活動報告」 第3回めには、現状認識の把握と、問題の共有を図り、業界としての活動方針やルールを協議によって民主的に構築していく必要があるからです。 次回の会議(11月17日(木)の予定)からは、より建設的な会議運営になるものと期待しています。 尚、『カイロプラクティック制度化推進(準備)会議』では、参加を希望される団体柔整師、不正請求防止へ女性のための若返り方 〜姿勢改善講座〜東 京ACOサテライト・アカデミー〜VIS 基礎と交感神経の 抑制・活約筋〜京 都カイロ小屋東 京1F会議室主催:仲井 康二DC日程:12月11日(日)料金:有料会場:京都 森田接骨院主催:京都 森田接骨院日程:12月17日(土)時間:18:00〜20:00料金:有料会場:アットビジネスセンター池袋主催:PCC治療家塾日程:12月18日(日)治療家塾東 京シンクロラボ・ ケアシステムⅢ(胸椎・頭蓋骨・内臓編)大 阪 ニュースタイルの  知識・技術の共有の場 8月21日に名古屋国際会議場において、CDFが開催されました。当初は参加者を危惧していましたが、結果、定員オーバーの54名となりました。今回の目的は、学会独自のアイデンティティーを活かし、先生から生徒への一方向のベクトルではなく、参加者全員が知識や技術を共有して、思考できる場を創出できないかとの思いから企画されたニュースタイルです。プレゼンテーターの講師が各々の理論・思考・技術等を出し合い、議論し、参加者全員で共有しました。コメンテーターとして参加する先生方の各々の考えやイメージもエッセンスとしてその場に絡ませながら、カイロプラクティックに関するテーマをディスカッションして、共に楽しみながら学び合う場としました。 平成3年に厚生省健康対策局医事課長から各都道府県衛生担当部(局)長あてに通知されたカイロプラクティック施術の禁忌症十六疾患の中には椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、変形性脊椎症、脊椎管狭窄症、骨粗鬆症、環軸椎亜脱臼、不安定脊椎症、側彎症、二分脊椎症、脊椎すべり症と半数以上を脊柱疾患が占めています。近年、頸椎を捻ることで生じた事故が世間を賑わせていることは、我々の業界にとって無関係ではありません。同通知にある「医業類似行為に対する取扱いについて」という文書の中で、頚椎に対する急激な回転伸展操作を加えるスラスト法は、患者の身体に損傷を加える危険が大きいため、こうした危険の高い行為は禁止する必要があると謳ってあるからです。頸椎へのアプローチ 前半は、「頸椎操作の安全性と可能性」としまして、頸椎操作のスペシャリストである、荒川恵史氏と木村功氏に登壇して頂きました。木村氏は、独特の理念からエビデンスにおける統計方法の問題点を示されました。特に上部頸椎スラストでは、「イネイトの固定的作動の破壊」という表現をされており、そこには頸椎の構造的破壊ではなく、システムとしての人体(=イネイト)が外環境に適応できない状態を、人体というシステム自身によりリセットさせるための破壊であることを強調されました。荒川氏は、戦前からの日本の徒手療法について独自の歴史年表を作成され、政治的背景から徒手療法界の変化を説明されました。そして、最後に頸椎スラストについて、「スラストは手で行うものではなく、身体全体で行うもの。」力の発生場所は施術者の背部にあり、身体はその振動(波動)を伝え、強い暴力的なスラストではなく、振動に依ってリコイルが起き、アジャストが達成されると説明されました。 更に頸椎スラストは禁忌症などのハイリスクな症状を持つ患者と接することが出来る知識を持ち、且つ技術レベルが高い人が行うべきと付け加えられました。後半は「老人の腰痛」と題しまして、伊澤勝典氏と筆者がお互いの哲学・理論・リスクマネジメント・技術など、日頃の臨床風景を披露しながら解説しました。伊澤先生は、ロコモティブ・シンドロームと老人の腰痛の因果関係を説明し、整形外科的な観点だけでなく、生理学的、内分泌学的な見地からも高齢者の腰痛の鑑別の必要性を訴え、その腰痛の背景にある環境的な要因や精神心理的な要素と脳の機能モデルを解説し、カイロプラクティックの刺激によるリスクマネジメントをお話しされました。中でも、圧迫骨折になりやすい姿勢のパターンを解説され、その可動性が低下した体幹(肋骨・脊柱)に対して、腕の姿位を変えて深呼吸させることで可動性が回復するという侵襲性が非常に低く、リスクが低い技法のデモンストレーションを行われました。筆者は老人に対して、リスクの高い過剰な刺激を避けて、軽いタッチでのアプローチ法と立位から歩行へとつながる動きに大切な距骨の重要性を説きながらデモンストレーションを実施しました。今後の課題 今回は、今までにない企画内容で実施しましたが、主催者側としてはコメンテーター以外にも活発な意見が飛び交えば、更に良いフォーラムになったと思います。今後は良かった点、反省点を交えてディスカッションができればと考えています。次回をご期待ください。CDF(      )日本カイロプラクティック徒手医学会 荒 木 寛 志          理 事ティックティックククククククククククィッッィテテプラクテプラクテクククククククララプラプカイロプカイロププロロロロロイイイイカイイカカカカ本カ本カ本カ本カ本本本本本本日本日本日日日日日日日ククィッィッティテククララロプロプ本カイ本カイ日本カイ日学学学学学学学学学学医学学医医医手手手徒手徒手手手手手手徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒手医学徒手医学会会会会会会会会会会信信信信通信通信通通通通通通通通通信通信日本カイロプラクティック徒手医学会通信vol.3カイロプラクティック・ディスカッション・フォーラム開場を心待ちにする参加者参加者の意見が飛び交う様子

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