カイロタイムズ105
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(3)2016年5月16日発行 カイロタイムズ 105号JFCP国際セミナー2016年 〒651-0085 兵庫県神戸市中央区八幡通3丁目2-5 I・N東洋ビル706号室日本カイロプラクティック協同組合連合会(JFCP)TEL 078-230-3691 (月~金10:00~16:00)FAX 078-230-3692日  程  2016年8月8日(月)~8月9日(火)会  場  倉敷市芸文館      〒710-0046      岡山県倉敷市中央1-18-1受講費用  一般価格172,800円(税込)※各種割引ありテーマ  軟部組織へのアプローチ・      スポーツ急性障害への対処法他講  師  米国ウエスタンステイツ大学講師受講修了証  JFCP組合員:ウエスタンステイツ大学より発行      上記以外:JFCPより発行その他  カイロプラクティックテクニックセミナーではありません      講義・実習・教材は日本語により提供されますお問い合わせ・お申込み 大人であれば、体の痛みや不具合、または体調の悪さをきっかけに、自らの意思でカイロプラクティックを受けてみようと思い、その結果サブラクセーションが取り除かれ、健康を取り戻すケースも多く見られます。しかし、それが子どもたちの場合では、子ども自身が不具合をうまく表現できないこともありますし、そもそも「子ども」と「カイロ」が結び付かないことや、小児のサブラクセーションというものが「見た目」に明らかでない場合も多く、その存在や健康への影響についての認知および理解が非常に乏しい現状が、小児カイロのさらなる周知拡大の前に大きな壁として立ちはだかっています。 そこで、タイトルのようにサブラクセーションを「背骨の虫歯」に例えることで、母親や家族に小児カイロの重要性をお伝えする方法を実践しています。 なぜなら、我が子の「虫歯」を放置しておく保護者は極めて珍しいと思いますし、その考えを背骨にも当てはめて、脳と神経や内臓の働きや、体のゆがみなどに繋がり、お子さんの成長や健康に影響し得る「背骨の虫歯(サブラクセーション)」があれば、すぐにケアして取り除くように喚起したい、というのがこの例えの目的です。 「背骨の虫歯」を放っておくと、「脳と神経」の働きや内臓の機能が下がってしまい、治癒力や免疫力や成長力など、お子さんのあらゆる能力が最適な形で発揮されにくくなるかも知れませんし、体の動きがぎこちなく、落ち着きがなくなったりするような場合もしばしば見られます。 カイロプラクティックは、「大人の肩こり腰痛」のためのケアだと思われがちですが、実は家族全員が受けるべきものなのです。中でも小児カイロは、背骨の虫歯と言える「サブラクセーション」の有無をチェックし、それを取り除くことが最も得意であり、お子さんの健康と最適な成長発達を支える上で、とてもとても大切なアプローチなのです。 小児カイロのアジャストメント(調整)は、寝ている赤ちゃんが起きないぐらいの、非常にやさしいタッチで行う極めて有効かつ安全なケアなのですが、子供たちの健康を支える一般的な方法として、「小児カイロ」という選択肢が、ごく普通に検討される状況とは程遠いのも現実です。小児カイロについてのいろいろな情報を発信し続けたり、背骨の虫歯といった「例え」を駆使したり、周知拡大の道のりはまだまだ続きます。背骨の虫歯って??vol.9 これから日本のカイロプラクティックには社会的な信頼が必要です。社会的信頼を得る方法は我々の日々の臨床の科学的な再考察によって得られるものです。医学が社会的な信頼を得ているのも、その医療が間違っているということを医学的に証明できる、つまり医学自体に自己是正能力があるからです。換言すれば自浄能力とも言えます。これが社会的信頼という意味において、非常に重要なことです。 学術活動というと敷居が高いように思いがちですが、実は既に我々の日々の臨床そのものが学術活動になっています。徒手治療を行っていれば、誰もが必ず行き詰まることがありますが、結局、その解決法は自分自身で考えて行くしかないのです。科学はそうやって進歩してきました。行き詰まった時は、その科学体系の原理原則とは何かということを考えていくことが、学術活動の本質です。 要するに我々が日々行っている臨床を言葉にして残すという作業が学術活動です。この時、どの書籍からの情報が元になっているかということを忘れずに残していくことで、考えの根拠を示すことができます。この考えの根拠の提示は学術活動の基本ですので、ついつい忘れてしまいがちですが、きちんと残すクセをつけておくことで信頼の高い論文を書くことができます。学術活動には本来こういうちょっとしたことの積み重ねが大事です。 しかし、このような作業は少人数で行っていっても成果は小さく、信頼性という点でもなかなか大きな信頼につながりません。しかし、業界全体で取り組み、我々の業界にそのような自浄能力があるということを示していければ大きな力になることは間違いありません。セミナーを受講しても、その基本原理が理解できていないと危険なことも起き得ます。学術活動を通していろんな臨床家と交流し、このような考え方を養っていけば、きっと臨床の糧になることと思います。 今回、カイロタイムズさんのご好意により、学会について連載することになりました。今後、本連載では、学術研究の重要性・必要性を提示しながら、当学会の学術活動をわかりやすく解説していければと考えております。当学会では一切の垣根なく、誰でも平等に学術活動ができます。是非、皆さんも学会活動に参加してみてください。(当学会ホームページは「JSCCカイロ」で検索できます)学術活動の重要性和田整形外科・外科医院勤務日本カイロプラクティック徒手医学会 木 村   功 副会長・学会誌編集委員長ティックティックククククククククククィッッィテテプラクテプラクテクククククククララプラプカイロプカイロププロロロロロイイイイカイイカカカカ本カ本カ本カ本カ本本本本本本日本日本日日日日日日日ククィッィッティテククララロプロプ本カイ本カイ日本カイ日学学学学学学学学学学医学学医医医手手手徒手徒手手手手手手徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒手医学徒手医学会会会会会会会会会会信信信信通信通信通通通通通通通通通信通信日本カイロプラクティック徒手医学会通信vol.1新連載販売が振るわなかった例が多々あるのです。運良く成功しても実は、必ずしもマーケティングの勝利とは言えないものが大半ではないでしょうか。 お客様は調査の際に容易に嘘をついてしまうのです。その商品がダメで、悪い印象を持っていても、目の前にいるインタビュアーには気兼ねして、無意識に裏腹な回答をしてしまうのです。このようなマーケティングだと、否定的な意見が出にくく、直観的な感覚が現れにくいのです。言語化された理由は、本当の理 「ニューロマーケティング」というのは、消費者の本音を脳科学で分析することで、広告ツールなどが消費者の関心を引くかどうかを、人の心理状態から把握する手法です。 入念なマーケティング調査にも関わらず、新製品のほとんどが失敗していますし、コンビニで置かれている商品の多くが、いくら事前マーケティングをしても失敗しています。マクドナルドでさえも何億円もかけて発売した新商品がわずかの期間で消えていくことがありました。事前の調査結果が良好だった商品の由ではない可能性があります。 消費者の本音を可視化し、広告表現や商品外観の改善につなげるのが脳科学なのです。脳自身はうそをつかないため、言語には表れない情報を持っています。これを利用すれば、顧客をこれまで以上に正しく理解し、マーケティングやプロモーション、企業戦略等の成功率を向上させることができます。これを目的とするのがニューロマーケティングであり、脳の神経科学を利用したマーケティングのことです。 神経科学の調査手法を用いた広告をニューロ広告と呼ぶとすれば、ニューロ広告は徐々に広がっていくでしょう。治療院の皆様もニューロの効果も考えてみては?ニューロ広告の出現!?治療院経営の勘所vol.12株式会社福田総合研究所 福 田   徹 2016年2月21日(日)、帝国ホテル(東京・千代田区)にて一般社団法人日本整顎協会創立記念式典が開催され、協会関係者や、代表である藤原邦康DCの経営する院の顧客など約80名が参加した。 第1部では、藤原DCの開会挨拶、歯科医山田晃久氏や碓田琢磨DCなどからの祝辞に続き、藤原DCの顧客でもあるボイストレーナーによる発声ミニレッスンが行われた。歓談や祝電紹介の後、これまでに認定された12名の整顎師が紹介された。 第2部では、藤原DCおよび2名の格闘家による対談が行われ、顎と格闘技のパフォーマンスの向上の関係について、実演を踏まえながら検証した。最後の藤原DCの講演では、健康における顎の重要性の説明とあわせ、協会の活動や今後の目標などが紹介された。 協会や整顎師については、一般社団法人日本整顎協会(代表藤原邦康DC)まで。一般社団法人日本整顎協会創立記念式典実施認定整顎師12名誕生創立式典の様子

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